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復興ボランティアを学習支援活動とする学校

首都圏では、学習支援活動を活発に行っている学校があります。私の娘が通う高校では、四半期に一度、学生が交代で被災地にボランティア活動に行きます。一回につき20名の希望者が、6時間かけて夜行バスで宮城県まで行き、朝5時から作業をします。現地1泊で2日目の夕方まで作業と現地交流会を行い、又、バスで学校まで戻って来るのです。主な作業は、土壌改良と呼ばれる作業で、津波で瓦礫やゴミが混ざってしまった畑の土を振るいにかけ、農作物が作れる土壌に変える作業です。過去2年の間でできた土壌改良で、荒れた土地を改良し桑畑ができたそうです。その桑畑でできた桑茶は、現在市場で販売されています。根気のいる作業ではありますが、学生にとっては良い経験になるのと、ボランティアの活動を若い間から知ることができます。こういう学習支援を多くの学校や大学で実施して欲しいものです。

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